マッチングアプリで気になっている人とマッチングできたはいいものの、その後のメッセージが続かなければ意味がありません。
ですので、マッチングアプリにおけるメッセージというのはとても大切ですし、1通目のメッセージでやり取りが続くかどうかが決まると言っても過言ではありません。
逆に言えば、1通目のメッセージでしくじってしまうと、その後のやり取りが続かなくなってしまうのです。
本記事では、マッチングアプリにおける1通目のメッセージのコツ、内容、文量、どちらが送るかについて紹介していきます。
最初のメッセージは相手に興味を持ってもらえる内容にする
最初のメッセージは相手に興味を持ってもらえる内容にしましょう。
具体的には、以下のように相手のプロフィールに記載されている趣味等について質問をしてみると良いです。
「マッチングありがとうございます!宜しくお願いします!」
「筋トレいいですね!ジムは週どのくらい行ってますか?」
実際に、私から初回のメッセージを送った時の、テンプレートの文章と相手の趣味嗜好に合わせた文章とで返信が来た確率を以下に記載します。
私から初回の メッセージを送った回数 | 返信が来た回数 | 返信率 | |
テンプレートの文章 | 6 | 1 | 17% |
相手の趣味嗜好に合わせた文章 | 28 | 9 | 32% |
女性の場合は例外で、男性にとっては女性からメッセージが来るのが珍しいため、基本テンプレート(あいさつのみ)の内容でも男性は返信はしてくれるかと思います。
しかし、最初のメッセージは誰にでも通じるテンプレートの文章ではなく、相手の趣味嗜好に合わせた疑問系の文章で送ったほうが興味を持ってもらえると思います。
また、初回メッセージの悪い例を示します。
「〇〇さん、いいねありがとうございます!●●と申しますー、どうぞよろしくです!わがままなんですか?笑笑」
こちらは性格について触れたメッセージですが、初回で相手の欠点を突くとあまりいい印象を持たれない可能性が高いです。性格についての話はもう少し仲を深めてからにしましょう。こちらの記事も参考にしてください。
「こんにちは!」
このように、あいさつや名前だけですと相手の方も返信がしづらいですので、相手の趣味嗜好に触れつつ、疑問形でメッセージを送るようにしましょう。
文量は短めで
先ほどの例文で紹介したように、1通目の初めてのメッセージは文量は短めで抑えましょう。
たまに、自分の自己紹介をしようと1通目から超長文でメッセージを送ってくる方がいますが、長文はやめた方が良いでしょう。
以下はダメな長文メッセージの例です。
初めまして!マッチングありがとうございます。
僕は東京都●●区在住の〇〇と申します。今年35歳になります!△△大学の法学部を卒業後、8年間外資系のコンサルティングファームに勤務していました。その後は食品ビジネス関連で独立をし、CEOとして働いています!ですのでお休みは自由に合わせられます。
趣味は旅行、ジム、グルメです!最近はよく中華街に行っています!
マッチングアプリでは、将来の結婚を見据えたお相手を見つけたいと思っています。宜しくお願いします!!
長すぎて読む気が失せるのもそうですが、自分の話ばかりで相手の情報に少しも触れていないので、「マッチングした全員にこれを送っているのでは?」と思われてしまいます。
ですので、1項でも述べたように、最初のメッセージは相手のプロフィールに書いてある情報について触れつつ短めの文章で送るのが良いでしょう。
呼び方や名前を聞くのはウケが悪い?
マッチングアプリの最初のメッセージで、「名前をなんとお呼びすればいいですか?」と聞く方はとても多いですが、意外とこのメッセージはウケが悪いです。
ですが、下記のようにとんでもない名前でプロフィール登録している方もいますし、そうでなくても全く本名にかすらない人名でマッチングアプリの名前を登録している人も多いです(私もそうでした)。
なので、どのように呼べばいいかわからない場合は「呼び方は〇〇さんで良いでしょうか?」と、一旦はプロフィールに登録されている名前で確認するのが無難です。
最初のメッセージはどちらが送ってもいい
最初のメッセージは、どちらから送るべきか、という決まりはないので、男性から送ってもいいですし、女性から送っても問題ありません。
なぜなら、いいねを受け取った側としては、最初のメッセージが来ないと「いいねをもらって、少し話してみたいと思ったからいいね返し(マッチング)したのに、一向に連絡がない。ただのいいね数稼ぎ?」と疑われてしまう可能性もあるからです。
ただ、マッチングアプリにログインするタイミングは人それぞれですので、自分からいいねをしたのにも関わらず見落としてしまいメッセージを送れなかった…という可能性もゼロではありません。
ですので、いいねをもらった側が「どうしてもこの人と話してみたい」と思ったら、先にメッセージを送っても構いませんが、いいね数稼ぎと疑われないためにも、いいねを送った側がメッセージを先に送るほうがスムーズでしょう。
こちらは私の経験談ですが、以下に、相手からいいねをいただいた場合と私からいいねを送った場合とで、マッチングして実際に相手からメッセージが来た割合と、私からメッセージを送ってメッセージが返ってきた割合を示します。
マッチング数 | 相手から初回メッセージが来た数[確率] | 自分から初回メッセージを送り返信が来た数[確率] | |
相手からのいいね | 54 | 19[35%] | 2[4%] |
自分からのいいね | 34 | 0[0%] | 10[29%] |
表でもわかる通り、相手の方からいいねをくれたのに相手からの最初のメッセージが来ないということは全然あるのです。
むしろ、メッセージが来ない確率の方が高いのです(相手の方からいいねが来て、初回メッセージが来た割合は35%なので、半数以上の方は自分がいいねを送っても何もメッセージを送ってこないのです)。
ですので、どちらが最初のメッセージを送る、ということにはあまりこだわらず、「自分がこの人と話したい」と思ったら、積極的にメッセージを送るようにしましょう。
まとめ
本記事では、マッチングアプリにおける1通目のメッセージのコツ、内容、文量、どちらが送るかについて紹介していきました。
最初のメッセージは、プロフィールに書いてある相手の情報に触れつつ、かつ短めの文章で送ると良いでしょう。
相手の名前をどう呼んでいいかが気になる場合は、相手によっては「プロフィールに書いてあるだろう」と不快に感じてしまう可能性もあるので、「〇〇さんと呼んでいいですか?」と確認する形で聞くのが良いです。
最初のメッセージはどちらが送るべき、という決まりはないので、自分がこの人と話したい、仲良くなりたい、と思ったら積極的に自分からどんどんメッセージを送りましょう。